お知らせ

記念品に込められた願い

”じぃん生活”を送っていただいた後、記念品として「小皿」をお持ち帰りいただいております。

この小皿は、2011年に厳修された宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌の記念事業であった真宗本廟両堂御修復において、両堂の耐震性を高めるため、空葺工法で瓦を葺いたことから、約170トンの葺き土が取り除かれ、その土が京都・東山の良質なものであったことから、環境配慮の視点も踏まえ、陶土に練りこみ焼き上げた物です。

また、同封の説明文には

『ある先達は「同朋会館へおいでになられた方には、同朋会館をおみやげに帰ってもらわねばなりません」とおっしゃいました。同朋会館をおみやげにするということは、本廟奉仕の生活で学ばれ、体験されたことを自宅でひらいていくということでしょう。ご自身が身をおく場が、仏さまのみ教えのはたらく場となりますことを念じております。』

と書かれています。

この小皿をお持ち帰りいただくことによって、”今、「わたし」にまで伝わってきた歴史が、そこにある”ことを感じていただくだけでなく、同朋会館での本廟奉仕(じぃん生活)を思い返す機縁となれば幸いです。

みなさまのお越しをお待ちしております。

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